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 長期投資をするのなら日本株?それとも米国株? 為替のこともあるし、日本で老後を過ごすのだけれど・・レバレバ投資手法#3

日本の株式市場に投資をしていると長期的なリターンが得られない、と多くの人が思っている。実際、証券会社も銀行もおすすめの投信は外国株投信だ。日本株のアクティブ投信は成績が悪いものも多いし、インデックスはボラが高いと思い込んでいる人が多いと思う。

確かに、日本株式市場は海外のヘッジファンドが活躍するためには良い舞台だ。米国のように、厚い根雪となるDC制度から入り込んでいる長期投資の投資資金がなく、市場に対して影響力を行使しやすい。国内投資家は個人と機関投資家と手口もさまざまだが、ボリューム全体がヘッジファンドにとって手頃な存在なのかもしれない。

投資家の問題の以前に、企業の稼ぐ力や成長性が大きな問題だ。手堅い企業は多いものの、グローバル市場も含めて成長の夢を持たせる企業が少ないということも、日本株が魅力がないということの本質かもしれない。

英語などのコミニュケーションの問題や、地理的な問題、少子化という国全体の活力の問題など複雑な問題が企業の成長させる力を相対的に弱くしているのかもしれない。国の政治的な仕組みや官僚制度を含めての行政の仕組みが陳腐したまま、改革スピードが遅いことに危機感を持っている人も多い。

そして、何より日本人の一人ひとりが、個人として成長することを考えている人が少なく、だから企業も社会も成長しない、という事かもしれない。幸せな国、日本である。

確かに、今のままでは米国株投信で「つみたてNISA」をやった方が良い。私もつみたて投資はNasdaq100とS&P500がメインだ。ただ、日本で暮らしているので、円で生活する分けなので必ず為替の問題がつきまとう。為替は、最近でこそボラティリティが少なくなっているが、一年間では20%以上ある場合も今までは多かった。為替リスクの方が大きくなる可能性には注意が必要だ。その点、円で投資できるETF投資信託は便利だが、だからと言って為替リスクがなくなるわけではない。私は資産の30%ほどが米国株というのが適当と今のところ考えている。

私にとっては、日本株ボラティリティがあるから良いのだ。上げ下げにレバレッジを効かせて投資するのが私の手法であり、その点では海外のヘッジファンドに似ている。自分では仕掛け流わけではないので、状況に乗っていく波乗り型で、緩急をつけながら投資をしていくならば、毎年のように確実な利益を得ることができる。しかし、波が立たない凪の時は何もしないので、時間的余裕を持てる投資手法でもある。下げている時が戦場で、どこまで深押しするか?判断力が問われる。しかし、一番大切なことは、時間軸を常に頭の中に入れておくこと。いつまでも、雨は続かないし、ずっと天気ということもない。ただ、周期は長い。だから、退屈に負けて、相場で遊ぶ誘惑を断ち切ることは大切だ。一年に5回、漁のタイミングが訪れるかどうか?という時間軸だ。でも、レバ投資だから、一度の漁は大きな漁になる。その間は、毎日積み立てで、堅実に「負けない投資」を日課としてやっていく。