宮の森カントリークラブは東武鉄道が運営するパブリックコースだ。コースは池が配置され、メタセコイアなどの木々も美しく、若干の打ち上げのホールが一つあるだけで、全体は極めて平坦で、とても面白いと思う。
メンテナンスは、東急や西武鉄道のゴルフ場と比べると圧倒的に悪いので折角の良いコースも勿体無い。グリーンやクラブハウスなども、もう少し一流感や高級感が出せるはずだが、そうしても東武では売れないのかもしれ無い。場所の問題もある。壬生市は東京から少し遠い。今日も、紅葉のシーズンの土曜日ということもあったのだろうが、行きも帰りも東北自動車道が混んで、スタートに辛うじて間に合ったという状況。
コースの運営はパブリックならではの営業の難しさが見て取れる。2サムや3サムを多く、それが魅力となると、あまり上手でない人が増えて、少人数なのに進行が遅くなる。今日も、前は2人、その前は3人なのだが、各ショット待ちながらのラウンドになった。
キャディさんをつけて回ることを基本にする決断をすると、交際費族を呼び寄せることができると思う。そういう客を優遇するきめの細かなマネジメントをしていくと、もう少し良いコースになると思うのだが。